『荒野行動』や『第五人格』は何故流行ったのか?共通する特徴とは?流行の原因を考察してみた!

記事をご覧になっている皆様。こんにちは、或いはこんばんは。
WeJaのでぃあるです。

WeJaとは何ぞや!と言う方はこちらの記事を先にご覧になっていただけると幸いです。簡単な自己紹介等が載っています。


さてさて、私はWeJaでは広報担当になっています。そんな私は技術的な分野を記事内で発信することはありません。

なので私たちのゲームに直接は関係しないものの間接的に関係しそうなトピックであったり、開発が進んでいけば実機プレイなどの紹介も交えていけたらなと思っています。今後をお楽しみに。

今回のトークテーマ!!!

では今回はどんなトピックを書いていこうかと言うと

流行したスマホアプリ(対人要素を含むもの)に共通するもの」です。

記事タイトルにもある様に、ここ数年で流行したスマホアプリの概要を紹介し、それらに共通してそうな部分を考察していこうと思います。


なお今回紹介していくアプリは対人要素を含むもののみにしています。

と言うのも、私たちが現在開発しているゲーム。対人がメインのゲームなんですね。
せっかく記事に起こして分析していくならば、自分たちが作っているゲームに生かしていきたいなと思いまして。(私が対人系のゲームしかしてないと言うのも理由の一つだったりします笑)

また今回例に挙げさせていただくアプリはあくまで一例ですので、他にこんなのがあるよ!とかこれもそうじゃない?と言うお話がありましたら是非とも教えてください。後から追加していきたいと思います。

それでは行ってみましょう!

1.荒野行動

荒野行動公式Twitterより

まず一発目としてはこちらのアプリ。

2017年11月14日にリリースされたこちらのアプリ。リリース前からかなり話題を呼んでいて、リリース後も爆発的な広がりを見せました。
アプリのダウンロードリンクは以下に貼っておきますね。

Android版

iOS版

また、アプリ版でもパソコン版でも公式サイトからダウンロードすることができます。

荒野行動公式サイト

そもそもこちらのアプリどんなゲームなのかと言うと、
無人島に降り立った最大100人のプレイヤーの中から最後の1人なるまで生き残るいわゆるバトル・ロワイアル形式のアクションシューティングゲームです。プレイヤーは島内に落ちている武器や物資を拾って他のプレイヤーを倒していきます。時間が経つごとに安全な場所が狭まってしまうので他のプレイヤーよりも安全な場所を制圧して有利な立場になることだったり、他のプレイヤーよりも強い装備を集めることが勝利への鍵です。

荒野行動 アプリ内プレイ画像より

1人で戦うこともできますし最大4人でチームを組んで一緒に戦うこともできます。またサバイバル形式のルール以外にも様々なルールだったりマップがあり、いろいろな楽しみ方があります。

また多くの作品とコラボをしていて、最近だと乃木坂46さんとコラボしておりYouTubeの広告やCMなどでこちらのゲームを知ったと言う人もいるのではないでしょうか。

2. Identity V 第五人格

Identity 第五人格公式Twitterより

続いてはこちらのアプリ。

こちらは2018年4月2日にリリースされたアプリ。今でもプレイヤーの中で根強い人気があります。こちらもアプリのダウンロードリンクと公式サイトへのリンクを貼っておきますね。

Android版

iOS版

Identity 第五人格公式サイト

こちらのゲームはどんなものかというと

非対称対戦型のアクションゲーム

アナタはサバイバー側(最大4人)と、ハンター側(1人)を選択する事が出来る。

各々には固有の能力があり、能力を駆使して

サバイバーはハンターから逃げながら脱出を目指す、

ハンターは逃げ惑うサバイバーを捕らえる。

Identity V 第五人格公式サイトより引用


公式ホームページさんから引っ張ってみました〜。
調べて見ると過去にあった猟奇的事件を犯人側もしくは被害者側で追体験するという設定のゲームです。
こちらにある通り1対4で戦う非対称型のアクションゲームです。1人の方がハンター、4人の方がサバイバーと呼ばれており、陣営によって勝利条件が異なるのが特徴です。ハンターはサバイバーを攻撃して捕まえることが目的です。三人以上捕まえてゲームから脱落させたら勝ちとなります。

Identity V 第五人格 アプリ内プレイ画像より

サバイバー側はハンターに見つからないように逃げ回りつつ、マップ内にある暗号解読機を解析して、脱出できれば勝ちです。

サバイバー側になって仲間達と協力するのもよし、ハンター側になってサバイバー側を倒すのも良しです。プレイする人の好みによって分かれます。

雰囲気が暗くホラーっぽい感じもあるので私たちの作るゲームもこんな感じの雰囲気になるのかもしれません。

3. Among Us

Among Us公式Twitterより

三番めに紹介いたしますは、最近流行りのこのアプリ。

2018年6月15日にリリース開始したこちらのアプリ。最近SNS等で話題沸騰中のアプリです。アプリのダウンロードリンクを載せておきますね。(公式サイトは見当たりませんでした。もし知っている方がいれば教えていただければ幸いです。)

Android版

iOS版

こちらのゲームは4〜10人で遊べるオンラインゲームです。舞台は宇宙船内でクルーメイトと呼ばれる船員とクルーメイトに化けたインポスターと呼ばれる詐欺師に分かれて遊ぶゲームです。インポスターはタスクと呼ばれる各人に割り当てられたミニゲーム的なものをクリアし切るか、先述のインポスターを追い出し切れたら勝ち。インポスターはクルーメイトのタスクを妨害しながらインポスターを殺害して自分達と同数以下の人数にする、もしくはサボタージュというインポスターのみが使える一部の特殊妨害をクルーメイトが解決できなかったら勝ちとなります。クルーメイトはタスクをこなしながらインポスターを探す、インポスターはクルーメイトに見つからないように暗躍するのが勝利への鍵ですね。

Among Us アプリ内プレイ画像より

自分がクルーメイトになるのかインポスターになるのかはゲームが始まらないとわからないのでそういった意味でもドキドキ感が味わえます。また操作自体はとても簡単なのであまりゲームをやったことがないよ!という方でもすぐに慣れると思います。

またこちらのゲームリリース初期は今ほど人気ではなかったのですが有名配信者の方がプレイしたことから人気に火がついたそうです。アプリの方は現時点で英語版しかありませんが日本語版も開発中だそうです。楽しみですね!

……余談ですがこちらのゲーム、海外のプログラマー三人ほどで作られたゲームなんだとか。私たちのゲームもこのくらい有名になったら嬉しいなぁ笑

それでは考察!

さてさてここまで三つのゲームアプリを簡単に紹介させていただきました。
気になったアプリがあれば実際にプレイしてみてください。

というわけでここからが本記事の本番となります(遅いとか言わないで!)

今回紹介させていただいたゲーム、調べたところそれぞれに影響を大きく受けている、いわばゲーム性が近かったりルールが似ているゲームが存在します

  • 荒野行動

まず荒野行動。こちらは『PlayerUnknowns BattleGrounds』通称PUBGというゲームです。

PUBG公式Twitterより

こちらのゲームは2017年3月23日にPC向けのゲームとしてリリースされました。またアプリ版も2018年2月9日にリリースされました。

PUBG公式サイト

PUBG mobile公式サイト

こちらのゲーム、先ほど紹介した事項や行動と同じ様なゲームで、無人島に降り立った100人のプレイヤーの中から他のプレイヤー全てを倒し最後の1人になるというもの。島内に落ちている武器や物資を拾って自分の装備を強くして他のプレイヤーを倒していくことが目的です。

PUBG mobile アプリ内プレイ画像より

……非常に似ていますね。ゲーム内画像を見ていただければわかるのですが見た目などもかなり似ています。リリース時期を見ていただければわかるのですが、PUBGが先にリリースされています。このことから出た当初から「PUBGのパクリだ!」などという意見も多く、実はPUBG側から荒野行動側に向けて訴訟が起こされたことなどもありました。

しかしそんな騒動をも乗り越え、現在では1コンテンツとして立場を確立しています。リリース直後なんかは「スマホでPUBGができる!」などといった好印象な意見も多かったです。そういった意味でも今回紹介するゲームアプリの中では最も影響を受けているのではないでしょうか。

  • Identity V 第五人格

続いてはIdentity V 第五人格。こちらは『Dead By Daylight』通称DBDです。

DeadByDaylight公式Twitterより

こちらは2016年6月14日にPC向けにリリースされたゲーム。

DeadByDaylight公式サイト

1対4の非対称型のホラーアクションゲームです。4人のサバイバー(生存者)と1人のキラー(殺人鬼)に分かれてゲームが始まり、サバイバーはキラーから逃げながらマップ上にある発電機を修理、脱出ゲートを開いて脱出するというもの。キラーはそんなサバイバーたちを捕まえて生贄にするのが目的。音楽やマップの見た目も相まってドキドキしながら楽しむことができるオンラインゲームです。

Dead By Daylight steam内ページより

こちらもルール等は似ていると思います。しかし第五人格の方はどちらかというとファンタジー感のあるキャラメイクをしていて、DBDの方はリアリティ感がありますね。

キャラクターが少し可愛い感じになった影響でちょっと気になって始めた、という方も一定数いらっしゃると思います。スマホなら始める敷居も高くないですしね。

  • Among Us

最後にAmong Us。こちらは『人狼ゲーム』です。

人狼ゲームアプリ内ページより

こちらのゲームは元々ローカルゲームが発祥です。調べてみたところ1986年のロシアが始まりという意見がありました。(予想以上に古かった……)

現在ではスマホなどで気軽に遊べるよう様々なアプリがあります。ローカルで友達とやる用、オンラインで大人数でやる用のものなど様々です。

こちらのゲーム元々どんな内容かというと、市民たちの中に化けている人狼を探し出すというゲーム。昼の時間と夜の時間が存在し昼の時間にプレイヤー同士は話し合い、夜の時間は各人が取れる行動を行います(自分の行動は他のプレイヤーにはわからない)。そして怪しいと思う人物をみんなで話し合って人狼をあぶり出していくゲームなのですが、ゲームが始まるまで自分は市民側なのか人狼側なのかわかりません。周りの人から提供される情報を自分で精査してみんなで推理していくゲームとなります。

とても面白いゲームではありますがオンラインで手軽に始めようと思っても覚えなければならない役職だったり用語だったりが多く、新しく始めようとする人には少し敷居が高くなってしまっています。

Among Usはざっくりとで言えば似た様なゲームルールですが、ゲーム自体の操作が簡単ですし、新規プレイヤーが入りやすいかなぁと思います。

共通項から見えるてくるもの

ここまでそれぞれのゲームに共通してそうなもの、「元になっているゲームがある」というお話を書かせていただきました。

まとめると

  • 流行ったゲームアプリの中には、PCやローカルなゲームの中で流行したゲームからルールなり操作なりを参考として作られたゲームがある。

というところでしょうか。

今までに無い新しいゲーム内容で、売れているゲームは確かにあります。

しかし今現在人気のあるPCゲーム或いはローカルゲームを上手く利用してゲームアプリを新規開発するというのは、今の時代における有効な手段の一つなのかなと思います。

またスマホが普及したことによってゲームを手軽に楽しめるようになった、そんな理由で始める方もいらっしゃると思うので小難しく複雑な操作が要求されるゲームはスマホアプリには向かないのかもしれません。今回紹介したアプリの中でいうとAmong Usなんかはとても操作が簡単ですね。

最後に

皆さん今回の記事の内容はいかがだったでしょうか。

ゲームを広めていく役割を持った私なりに、思ったことをまとめてみました。

他の記事では開発を担当しているメンバーがそれぞれの進捗などを報告しているのでもしよろしければそちらも覗いて行ってみてください。

また記事の更新はTwitterでも呟いていきますので、よろしければフォローよろしくお願いします。

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それではまた別の記事でお会いしましょう、バイバイ!!!

この記事を書いた人:Diarl

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