ゲーム用PC購入の基礎〜PC購入にあたって得られた知見をまとめてみた〜
自己紹介
こんにちは、morizoです。
数学系の大学二年生で、対戦ゲームが大好きです。
去年はスマブラと競技プログラミングにハマっていて、現在はApexにどハマりしています。
また最近ではタイピングゲームも自分の中でプチブームになっていて、寿司打の最高記録は15440円です。
弊チームの他タイピストの記事はこちらhttps://weja.jp/column/typing/
今回は、 ゲームを動かせるwindowsパソコン購入に当たって色々調べて初めて知ったことも多かったのでちょっとご紹介。wejaのチームもパソコン購入の際に見るべきポイントがわからないそうなので、それもあって。まあでも基本的にはググったらいっぱい出てくる内容です。
パソコン購入の経緯
2020/11 ps4でやっていたapexをPCでやりたいのとゲームを配信してみたくなりつよつよPCが欲しくなる。
2020/12 PCを購入する際に見るべきポイントなどを全く知らなかったため、それの調査をのんびりと。
2021/01 wejaのプロジェクトに参加しようかなという雰囲気になってきたこともありゲームできるPCの購入を決意
結局以下のようなスペックの物を税抜き15万円でフロンティアというサイトにて購入。
i7-10700F/16GB/512GB SSD/1TB HDD/RTX3070
パソコン購入の基準
パソコンを購入する際またはパソコンのスペックを聞かれた際はとりあえずこれを答えておけば間違いないというものが4つあります。
- CPU
- GPU(グラフィックボードなどともいう)
- RAM(Random Access Memoryの略でただメモリとも呼ぶ)
- ストレージ(データを保存する場所でSSDやHDDなどの保存方法の違いがある。)
以上の4つです。何か聞かれた際は、この4つの情報さえ揃えれば、いくらくらいの値段のものなのかということとどのくらいのことができるのかが伝わるかと思います。因みに気をつけて欲しいのがmacしか使わないヘビーmacユーザーの人に「パソコン何買ったの?」と聞かれて上記4つを答えると怒られます。彼らはmacかmacでないかを知りたいだけらしいです(体験談)。以下ではざっくり部品ごとのイメージを語っていきます。
CPU
パソコンの主要な計算処理をするやつです。ざっくりとしたイメージはそんな感じ。主要なメーカーとしてIntel製のCoreシリーズとAMD製のRyzenシリーズがあります。Coreシリーズは10000番台の第十世代が、Ryzenシリーズは5000番台の第四世代が最新です。 Ryzen3 のみ第四世代がでていないので前世代のものを乗っけました。基本的には番号が高くなるほど値段と性能が上がります。シリーズを跨いでの比較は同じ番号だとRyzenのほうが値段と性能のどちらも高いという認識で大体大丈夫です。どちらのCPUを積んでも大丈夫ですが、国内だとCoreシリーズの方がユーザーが多いので困ったときに対処しやすいかもしれません。
Intel製Coreシリーズ | AMD製Ryzenシリーズ |
Core i3-10100 | Ryzen 3 3300X※前世代 |
Core i5-10400 | Ryzen 5 5600X |
Core i7-10700K | Ryzen 7 5800X |
Core i9-10900K | Ryzen 9 5900X |
GPU
グラフィックボードともいうやつです。画像や動画の描写を担当します。ゲームしたり動画を配信したりするときに重要なやつ。ゲームを快適に遊ぶためにはこのGPUの要素が非常に重要でフレームレートなんかを気にする人はここにお金をかけなければならない宿命を背負います。GPUもメジャーなものにNVIDIA製のGeForceとAMD製のRadeon製があります。ただGPUは種類がいっぱいあるのと、GeForceの方がRadeonに比べてややメジャーなため今回はGeForceシリーズのみ紹介します。GeForceシリーズは1000番台,2000番台,3000番台の三世代から選択できます。基本的には上に行くほど値段と性能があがります。「super」や「Ti」がついている製品は無印の製品の性能を上げたものです。コスパ重視の~RTX2060 SUPER,性能も譲れない方はRTX2070 SUPER~RTX3070,性能のためにはお金をいとわない人向けのRTX3080/RTX3090といった感じです。実際の購入の際は用途と予算、他PCパーツなどと相談しながらきめましょう><
GeForceシリーズ | 性能目安 |
RTX3090 | 1758 |
RTX3080 | 1662 |
RTX3070 | 1275 |
RTX3060Ti | 1133 |
RTX2080 SUPER | 1084 |
RTX2070 SUPER | 993 |
RTX2060 SUPER | 837 |
GTX1660 SUPER | 621 |
GTX1660 | 546 |
GTX1650 SUPER | 478 |
GTX1650 | 366 |
RAM
メモリとかってよばれるやつです。PC起動中に一時的に保存するべきデータを保存する領域になります。このメモリがどれくらい積まれているかで同時に動かせるアプリケーションの量が決まったりします。基本的には4GB,8GB,16GB,32GBあたりからの選択になります。それぞれの使用感などを記述すると、4GBは結構簡単に埋まるので主にはネットサーフィンやOfficeソフト使用などがメインの方向き(ただブラウザの中で断トツメモリを食うchromeを使うとそれだけで厳しい場合もあるらしい)。8GB からは重くないゲームならサクサク動かせたり軽い動画編集などができます。16GBは重めなゲームを遊ぶ際や動画編集を快適に行う際に必要になります。最近のゲームだと推奨スペックが16GBのゲームもちらほらあります。32GBは重めな動画編集ソフトを複数立ち上げて使用する際に必要になったりするそうです(32GBなんて不必要派閥の人もちらほらみかけるので購入する際はお財布と相談しながらよく検討してから買うのがよさそう)。
あと同じ16GBでも8GB×2の16GBの方が性能が引き出せる(8GBなども同様に8GB < 4GB×2)のでそこも忘れずチェックしましょう。
結論:迷ったら16GB(8GB×2)買っておこう
ストレージ
ストレージはファイルなどを保存する領域でRAMと違ってPCの電源を落としても保存されるべきデータを保存する場所です。スマホとかだと容量やメモリなどと表記されることがあります(ややこしいですがメモリというとRAMのことを言っていたりストレージのことを言っていることがあるので注意)。デスクトップPCだと512GBは欲しくて、それ以上は自分の用途に合わせて追加しましょう。また、ストレージの保存方法には大きく分けてSSDとHDDの二種類あり、以下のような特徴があります。
HDD | SSD | |
値段 | 安い | 高い |
読み書きの速度 | 遅い | 速い |
衝撃への耐性 | 弱い | 強い |
寿命 | 3~5年程度 | モノにもよるが5年以上 |
サイズや重さ | 大きく重い | 小さく軽い |
基本的にはSSDの方が値は張るが高性能というイメージです。SSDとHDDの両方を搭載することも可能なのでOSなどの頻繁に読み書きする部分はSSDに置き、ゲームや動画などはHDDに保存するなども可能です。また、ストレージはPCの寿命に関してボトルネックになることが多く、HDDではなくSSDを使用することによってPCの寿命自体も長持ちさせることができます。もちろんストレージを取り換えることで寿命に関することはある程度クリアできます。
購入方法
パソコンの購入方法は大きく分けて二つ
・組み立て済みのパソコン(BTOパソコン)
・パーツを集めて自分で組み立てる自作パソコン
の二種類がありますが、PCハードに詳しくない方はBTOパソコンの購入をお勧めします。
自作パソコンは自分好みにカスタマイズできて楽しいですが、初期不良などが起こった際に知識がないと原因の特定や解決ができない危険性があります。また値段に関しては、商品を選べばBTOパソコンでも自作パソコンと大差ないコストパフォーマンスを求めることができます。
お勧めのBTOパソコン販売サイトはこちらです。
・シェア最大手のドスパラ https://www.dospara.co.jp/
・ラインナップが豊富なツクモ https://www.tsukumo.co.jp/
・セールが非常にお買い得なフロンティア https://www.frontier-direct.jp/
今回私はフロンティアのセールにて購入しましたが、どのサイトも評判がよく初期不良などの対応も比較的安心できます。
まとめ
今回はパソコンを購入する上でもっとも確認するべき要点などについて書きましたが、何か新しい知見があれば幸いです。
この記事をざっと見ていただいた方は冒頭で紹介した私の新PCのスペック
i7-10700F/16GB/512GB SSD/1TB HDD/RTX3070
を見たときにどれがどのパーツのことを指しているのかわかるのではないかと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました><
またお願いします( ^^ )
この記事を書いた人:morizo